『妹力四射』/張惠妹
2005.06.04 Saturday 15:39
『BADBOY』の次に買ったのがこの2枚組アルバム。これを聴いてますます「この子の生歌聞いてみたい!!!」と思ったのでした。
で、その3ヶ月後に生歌聴きに香港へ行くわけですけど。
このアルバムは1曲を除いて全てカヴァー曲ですが、当時の私は中文歌曲に対しての基礎知識が全くなかったため新鮮な気持ちで聴くことができました。まあ基本的に張惠妹が昔聴いていた曲ということでラインナップは全体的に古め、直近のヒット曲は入ってないのです。
そういった古い名曲に光を当てるということが、彼女のように人気と実力を兼ね備えた歌手がやるべきことのような気がします。
オリジナル曲もいいけど、名曲を歌い継いでいくということも大事だと思うから。
このアルバムの中で、最初に好きだなと思ったのは「戀曲1990」。これは台湾の超大御所シンガーソングライター、ロー・ダーヨウ(羅大佑)の曲なんだけどロマンティックなアレンジがすごく張惠妹に合っている。原曲を聴いたときはアレンジがまったく違っていたのでびっくりしたのを覚えてる。
この曲と、亡きチャン・ユーシェン(張雨生)の「沒有煙抽的日子」をアレンジしているのは台湾で活躍する日本人ミュージシャンKojiSakurai(桜井弘二)さんだった。実はそれ以前の作品でも雨生と一緒に製作に関わっているのだが、張惠妹の作品に日本人が関わってる!ということを発見してすごく嬉しかったのを覚えている。
世間的にこのアルバムで一番のヒット曲といえば「站在高崗上」なんだろうけど、民謡の現代風アレンジでなんか垢抜けない曲だな~と思った。しかしコンサートで耳にすると、張惠妹の根元的なパワーを全開にしてくれる曲だと認識を新たにした。
私はわりとアップテンポの曲が好きなんだけど、スー・レイ(蘇芮)とのデュエット「跟著感覺走」も好き。この曲、張惠妹と蘇芮の声質が似てるのでハモリ部分なんかは聴いててとっても気持ちいい。
バラードは過去の名曲から選りすぐられているからどれも素晴らしいんだけど、「不要告別」や「我無所謂」はドラマティックで張惠妹の表現力がすごく生きていると思う。初っぱなの「天天天藍」もシンプルなアレンジがこれからすごいことが始まりそうな予感を感じさせてくれるし、「哭砂」も難しい歌なんだけどいい仕上がり。
唯一のオリジナル曲「YOU MAKE ME FREE」はCMソングなんだけど、張惠妹らしい希望とか活力を感じる歌で口ずさむと元気になれる。
中文曲も素晴らしいんだけど、英文曲もまた素晴らしい。
「台湾の音楽?ダサいんじゃないの?何言ってるか分からないし聴く気もしない」という人にも、この英文版CDは聴かせたい。
まさにSOULを感じる歌声で、何も言わないで聞かせたら黒人歌手が歌ってると思うんじゃないかな。
この人、まったく英語喋れないんだけどね。
このアルバムを聴いて思ったのは「この子は自分のことをよく知ってる」ってこと。カヴァー曲というのは自分の感性や自分のスタイルに合ったものを選べばはまるけど、しくじると本歌と比べられてしまう。“有料コンサートを開く”という台湾音楽業界での“上がり”を目前にして、制作側もすごく気を遣ったことが分かるけど、このアルバムに収められた曲はどれも張惠妹のイメージにぴったり合っていると思う。
また難しい曲を歌わせているので、彼女の実力も白日の下に知らしめた感がある。
もし「アーメイねぇ、興味あるけどCDが多すぎてどれ聞いたらいいのか分からないよ」って人がいれば、このCDを買って下さい。
決して今風じゃないけど、5年後10年後に引っ張り出して聴いても色あせない名盤です。
この曲と、亡きチャン・ユーシェン(張雨生)の「沒有煙抽的日子」をアレンジしているのは台湾で活躍する日本人ミュージシャンKojiSakurai(桜井弘二)さんだった。実はそれ以前の作品でも雨生と一緒に製作に関わっているのだが、張惠妹の作品に日本人が関わってる!ということを発見してすごく嬉しかったのを覚えている。
世間的にこのアルバムで一番のヒット曲といえば「站在高崗上」なんだろうけど、民謡の現代風アレンジでなんか垢抜けない曲だな~と思った。しかしコンサートで耳にすると、張惠妹の根元的なパワーを全開にしてくれる曲だと認識を新たにした。
私はわりとアップテンポの曲が好きなんだけど、スー・レイ(蘇芮)とのデュエット「跟著感覺走」も好き。この曲、張惠妹と蘇芮の声質が似てるのでハモリ部分なんかは聴いててとっても気持ちいい。
バラードは過去の名曲から選りすぐられているからどれも素晴らしいんだけど、「不要告別」や「我無所謂」はドラマティックで張惠妹の表現力がすごく生きていると思う。初っぱなの「天天天藍」もシンプルなアレンジがこれからすごいことが始まりそうな予感を感じさせてくれるし、「哭砂」も難しい歌なんだけどいい仕上がり。
唯一のオリジナル曲「YOU MAKE ME FREE」はCMソングなんだけど、張惠妹らしい希望とか活力を感じる歌で口ずさむと元気になれる。
中文曲も素晴らしいんだけど、英文曲もまた素晴らしい。
「台湾の音楽?ダサいんじゃないの?何言ってるか分からないし聴く気もしない」という人にも、この英文版CDは聴かせたい。
まさにSOULを感じる歌声で、何も言わないで聞かせたら黒人歌手が歌ってると思うんじゃないかな。
この人、まったく英語喋れないんだけどね。
このアルバムを聴いて思ったのは「この子は自分のことをよく知ってる」ってこと。カヴァー曲というのは自分の感性や自分のスタイルに合ったものを選べばはまるけど、しくじると本歌と比べられてしまう。“有料コンサートを開く”という台湾音楽業界での“上がり”を目前にして、制作側もすごく気を遣ったことが分かるけど、このアルバムに収められた曲はどれも張惠妹のイメージにぴったり合っていると思う。
また難しい曲を歌わせているので、彼女の実力も白日の下に知らしめた感がある。
もし「アーメイねぇ、興味あるけどCDが多すぎてどれ聞いたらいいのか分からないよ」って人がいれば、このCDを買って下さい。
決して今風じゃないけど、5年後10年後に引っ張り出して聴いても色あせない名盤です。










comments
「戀曲1990」、サム・ホイの歌った広東語バージョン(「阿郎戀曲」)もいいですね。
この曲が使われた映画(「過ぎ行く時の中で〔阿郎的故事〕」)も、涙、涙の名作でした。
不勉強なので映画の方は見てませんが、機会があればぜひ見てみたいです。