『唱遊大世界王菲香港演唱會98-99』王菲

『唱遊大世界王菲香港演唱會98-99』王菲8月8日は王菲の誕生日ということで、このCDを聴いて過ごした。

残念なことに私は“遅れてきたファン”で、王菲が最先端を一人爆走していた頃をリアルタイムでは知らない。だから94年のコンサートも見ることが出来なかった。
97年あたりからずっぽりと深みにはまっていたから、この98年末から99年の年明けまで続いたコンサートは7回も見てしまった(笑)。
このころが一番王菲にハマっていた頃だと思う。

そういう意味では思い入れ深いLiveなのだ。
久々に聴いてみると、昔は気付かなかったけどちょっと歌詞や音程が微妙~にアヤシいところがあったりもする(笑)。それでもクオリティは十分に高いし、歌手としての王菲はCDはもちろんLiveでも素晴らしい歌声を聞かせてくれる天性の歌い手なんだな、と思わせてくれる。

Disc1後半、自作の曲を披露するときのMCで「大ヒットした曲じゃないし、聴いたことない人も多いかもしれないけど、自分で書いた曲なの。でもコンサートで自分が好きな曲、自分にとって大事な曲を歌いたい。みんなに聴いてもらいたいから、トイレに立ったりしないでね(笑)」と言ってるのが、ちょっと笑える。
Disc2ではQueenのBohemianRhapsodyを歌っていて、コンサートの初日とかもうびっくりするくらい形になってなくて、聴いてて背中に冷や汗かいたけど、日を追うごとに形に成ってくのが見られて、すごく香港っぽいなと思ったりした。

このときのバンドは大陸のミュージシャン中心に構成されていて、張亞東がギターで参加し竇唯がドラムを叩いていた。コンサートの合間に流されるビデオでも仲むつまじい様子が映されていたっけ。


先日読んだ張亞東のインタビューでもあったけど、自分が好きな歌、自分にとって大事な歌を歌える環境に彼女がいられたらいいなと思う。

彼女の歌に「你快樂(所以我快樂)」という歌がある。
それを“主体性のない女”と捉える人もいるようだが、私は大切な人が微笑んでくれたとき自分も自然と笑顔になれる人は心が豊かな人だと思う。
そんな相手を手に入れることは、天地創造よりも難しいことなんだと。
そんな人がいてくれれば、心穏やかにいられると。
林夕が書いた歌詞にはそうある。

新聞報道などでは29日に噂の恋人リー・ヤーポン(李亞鵬)と結婚パーティを開いたらしいが、彼女が幸せに過ごしてくれればそれでいい。
そしていつか義務感ではなく、自然にファンに自分の歌を聴かせたいと思うときがあれば、私たちにもその歌を聴かせて欲しい。
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