NONFIX「華流到来!~アジアエンタ大潮流~」
2005.12.26 Monday 00:05
いまさらではございますが…。
あー、ディレクターさんもいまいち“華流”を掴みきれてないんだな~。
というのが正直な感想。
「“華流”とは?」「現在の人気スター」という紹介だけに飽きたらず、「日本とアジアを繋ぐ人」みたいな社会派の視点も入れようとしたせいか一気にテーマを詰め込みすぎの感がある。
F4に周杰倫とSONYの後ろ盾があっての番組かぁ?と思ったら、たまたまだろうけどSONYウォークマンAシリーズのCMが流れてちょっと笑ってしまった。
あー、ディレクターさんもいまいち“華流”を掴みきれてないんだな~。
というのが正直な感想。
「“華流”とは?」「現在の人気スター」という紹介だけに飽きたらず、「日本とアジアを繋ぐ人」みたいな社会派の視点も入れようとしたせいか一気にテーマを詰め込みすぎの感がある。
F4に周杰倫とSONYの後ろ盾があっての番組かぁ?と思ったら、たまたまだろうけどSONYウォークマンAシリーズのCMが流れてちょっと笑ってしまった。
現在流行を仕掛けられている“華流”が実際は台湾発信の芸能文化で実質上は“台流”or“颱風”であるということは多くの人が気付いていることだと思う。
番組の中では、台湾発信の文化がタイ・インドネシア・マレーシア・シンガポールなど東南アジアで人気を博し、それが大陸に飛び火するというような解説だったが、現在台湾と大陸の音楽・ドラマの流行は東南アジアを経由せずほぼ直接伝播していると思う。
いまどきネットを通して台湾のバラエティ番組やドラマが翌日、早いときには数時間後には下載できるんですぜ。
また番組内では説明がなされていなかったが、台湾発信の芸能人気は「“タイ・インドネシア・マレーシア・シンガポールなど東南アジア”の“華人社会で”人気が出て、」ということだと思う。
そう、結局は東南アジアといえども巨大な華僑マネーを持った華人社会文化圏あっての人気ということなのだ。
年初のスマトラ沖津波被害でも香港・台湾が熱心にチャリティ活動をしてたのも、そういう背景があるからだ。
なお、これもまったく説明がなかったが90年代中頃までは映画・音楽・ドラマのどの分野でも香港が芸能文化を牽引をしていたと思う。
それは99年間の租借地、かりそめの都の刹那的享楽のなせる業だったのかもしれない。
しかしながら97年の香港返還を機に、巨大な中国の一地方となり下がり将来に希望を見いだせ無くなった香港は、夢と希望を与えるエンターテイメント界の牽引役を降りてしまった。
それと入れ違いに戒厳令の暗闇から抜け出て、本土化路線を走る台湾が北京語という共通言語の強みもあり一気に大陸市場を席巻したのではないか。
そのあたりの時代の流れを掴み切れてないと、なぜ台湾発信なのかということが分かりにくいと思われる。
過去日本では何度か香港映画ブームがあったと記憶している。それを例に出した方が、実感として分かりやすいのでは?
汎アジア化という紹介の仕方であれば、《流星花園》をはじめとしたコミックリズのドラマは日本の漫画が原作だし、ドラマの作りとしても多大に日本の漫画・アニメ・ドラマの影響を受けているということも解説するべきだろう。
まあ「日本は仲間はずれ」という結論にしたいのならば話は別だが。
今回紹介されていた人の中でオイシかったのは小猪ことショウ・ルオ(羅志祥)かな~。
なんてったって「F4(えふよん)」ですよ、エフヨン。「すー」でも「フォー」でもなく、「よん」☆.。.:*・
周杰倫のインタビューもなかなか貴重だと思うが、彼の言葉の中で「日本は表現が自由だ」といっていたのには苦笑した。
そりゃぁ大陸じゃ「はぁ?」って理由ですぐ発禁処分だからね。
やーーーーーっぱ男ばっかりか。男じゃなきゃ売れないのね、“華流”は…、と思ってたら最後にシンディ・ワン(王心凌)が出てた。
そっかー、SONYとavexなのねぇ…。あの2社に所属してないとムリか…。
と思ったらクレジットにアジアン台風の文字。。。。
あー、なるほどね。だから“御三家”のワン・リーホン(王力宏)もデビッド・タオ(陶[吉吉])も影も形もなくて、周杰倫大フィーチャーで、もっと数字を持ってそうなエフヨンの分量が少なくて、エフヨンでもヴァネがたっぷりなのかぁ、と妙に納得。
いや、それが悪いという意味じゃなくてね。
誰(どの編集部・編集者・ライター)が関わってるのかで、扱うアーティストもずいぶん違うわけで。
この番組でよかったと思ったのは勇様の事務所IMXの社長さんがただの金儲け主義でマイク・ハー(賀軍翔)に目をつけたのではなく、「もっとアジアの俳優を認めてもらいたい」という広い視野で考えてるということが分かったし、コーディネーター津曲さんのように二国間(きっと彼女の中では台湾は中国の一部だろう)の友好や、将来の展開を見据えてドラマや俳優・女優を売り出そうという信念のあるコーディネーターさんがちゃんと存在する、ということが分かったこと。
コーディネーター津曲さんのくだりは、“アジア(あるいは華流)と日本を繋ぐ人”というテーマで1本撮れると思うな。
そりゃもう似たような顔をしてるけど、文化の違いで間に立つ者がどれだけ泣かされるか…(号泣)。
ホテルでの独白なんか思わずもらい泣きしてしまったよ!!!!
まあ最近の“華流”ブームには全然ついていけてませんが、ある程度ビジネスとして成立して、消費者側に選択肢が増えるのはいいことだと思う。
あくどい業者の寡占状態では、選択肢すらないわけだし。
でもお手軽に消費されて捨てられるのだけはごめんだ。
参考:
NONFIX「華流到来!~アジアエンタ大潮流~」
↑ちなみに「ペ氏」はやめておいた方がいいと思う。それ、喧嘩売ってる呼び方ですから。










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