24日より《出草之歌~ある台湾原住民の吶喊 背山一戦》

靖国神社における台湾原住民の合祀取り下げ問題についてのドキュメンタリー、《出草之歌~ある台湾原住民の吶喊 背山一戦》が、6月24日から7月7日までシネマアートン下北沢にてレイトショー公開されます。

私は見に行くつもりですがここで紹介することには迷いがありました。
なぜなら私は高金素梅が嫌いだから。

嫌いな人や事柄については書きたくないし、書かないように心がけていました。書くとどうしても批判や嫌悪・憎悪の気持ちが現れてしまうから。
このドキュメンタリーに触れることは主役である高金素梅に触れることになります。

彼女の経歴についてはウィキペディアをご覧いただくのがいいと思います。
 高金素梅 - Wikipedia(日本語)
 高金素梅 - Wikipedia (繁体中文)

「あんた台湾原住民マニアなんだから当然合祀取り下げに賛成なんでしょう?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこれについて素直に同意できない。
なぜなら高金素梅のアイデンティティは外省人であって、結局は政治パフォーマンスに“原住民”を利用しているだけだと感じているからです。

私には「原住民を利用する悪い平地人」としか思えない。

原住民のお年寄りと接すると、彼らがいかに“日本人”であったかを感じることが多いのです。
それは植民地下の皇民化教育による“作られた”日本人ですが、彼らの日本への愛着は非常に強く、“平地人”や“中国人”よりも日本人に対してシンパシーを感じているのが分かります。

高砂義勇隊に志願して戦場で命を散らした原住民の若者達も、きっと同じように“日本精神”を持っていただろうし、「死んだら靖国に行く」と思っていたのではないでしょうか?
そう思って亡くなった御霊をいまの台湾に持ち帰って、それで亡くなった方々は幸せなのか、私には疑問です。

いまの台湾は言葉も違う、考え方も違う。
亡くなった方達にとって見知らぬ世界です。


この映画を観る方達には、高金素梅の主張が必ずしも台湾原住民の主張を代表するものではないことを知ったうえで観て欲しいと思います。
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