パンをもらった

空港からの帰り、とうとう切れてしまった千羽鶴用の折り紙を買い、ついでにスーパーで買い物をしてバス乗り場で並んでいると向こうから見たことのあるおばさんが歩いてきた。
いつも行くキムチ屋のおばさんだった。

軽く会釈をすると向こうはちょっとしてから気が付いた様子。
「どうしたの?」
と訊かれ
「いや、帰るところです」
と答えた。
おそらくいつも自転車か原チャリで行っているからバスを待ってるのを不思議に思ったのかもしれない。

おばさんが突然
「あんた、パン食べる?」と言うので
「えっ?」と驚くと
「安かったの、食べて」
と閉店間際のパン屋で安売りになってる袋詰めのパンをくれた。
「でも・・・ご家族と食べてくださいよ」
言おうとしたが押しつけられ
「いいのよ、(ご主人と)二人だから」

お店でもよくラッキョやらおからやらいただいているのだが、こんな道ばたでパンを貰ってしまった(笑)。
「またお店行きますね」
と声をかけると、おばさんはにこっと笑って手を振った。
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