『中国語はおもしろい』新井一二三
2007.04.10 Tuesday 23:12
内容がとっ散らかっていて一貫性がないので読みにくい。
しかし「中国語に惚れて」とご本人がおっしゃってるだけあって、その熱は伝わってくる。
長いあとがきに書かれている著者の学習歴・放浪歴をまとめて本にしてくれた方が読みやすかったかもしれないと思ったが、そちらはすでに『中国中毒―チャイナ・ホリック』という書名で出版されているそうだ。
こういう“VIVA!中国(中国語)”本では、「中国(中国語)は素晴らしい!翻って日本(日本語)は…」的論調に流れるのが多くて、日本語大好きな私は読んでてうんざりすることが多いのだけど、著者は中国語以外に英語も操るということで、三者を比べているためそういう自己卑下感は薄まっていると思う。
ただしご自身の経験と知識を多岐に渡って羅列しているので、まとまりに欠ける。もう少しテーマを絞って書いた方が一冊の本としては読みやすいだろう。
たとえばこれが連載コラムやblogであれば大変面白く読めたと思うが、書籍としての出来はイマイチ。
そう思ったら、著者は台湾の新聞などに中国語でコラムを書いているそうな。
納得。
しかし「中国語に惚れて」とご本人がおっしゃってるだけあって、その熱は伝わってくる。
長いあとがきに書かれている著者の学習歴・放浪歴をまとめて本にしてくれた方が読みやすかったかもしれないと思ったが、そちらはすでに『中国中毒―チャイナ・ホリック』という書名で出版されているそうだ。
こういう“VIVA!中国(中国語)”本では、「中国(中国語)は素晴らしい!翻って日本(日本語)は…」的論調に流れるのが多くて、日本語大好きな私は読んでてうんざりすることが多いのだけど、著者は中国語以外に英語も操るということで、三者を比べているためそういう自己卑下感は薄まっていると思う。
ただしご自身の経験と知識を多岐に渡って羅列しているので、まとまりに欠ける。もう少しテーマを絞って書いた方が一冊の本としては読みやすいだろう。
たとえばこれが連載コラムやblogであれば大変面白く読めたと思うが、書籍としての出来はイマイチ。
そう思ったら、著者は台湾の新聞などに中国語でコラムを書いているそうな。
納得。