<< September 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

おめでとう!Suming金馬奬最佳新演員獎受賞!!

suming受賞おめでとう!映画ファンというわけではないので、うっかり(すっかり?)忘れていた金馬奬ですがなんと私が大好きな原住民バンドトーテム(圖騰)のヴォーカルsuming(スミン/姜聖民)が最佳新演員獎(最優秀新人賞)を受賞しました!
めでたい!!
新人獎》姜聖民 樂團主唱打敗茂伯 聯合報
これまた私が大好きな《海角七號》の茂伯(勝手に茂じいと呼んでるけど)が最有力候補か?といわれていたのですが、ダークホースのsumingがかっさらってしまいました(笑)。

手芸マニアのsumingですが、アミス(阿美族)の伝統衣装をアレンジした感じのこの衣装も手作りかしら?
姜圣民荣获最佳新演员 本是音乐人幸运夺金马 Tom ←写真がいっぱいあります

短編映画《跳格子》での受賞ですが、作品自体も最佳創作短片(最優秀短編作品賞)を受賞しました。姜秀瓊監督は撮影当時妊娠して、家族の協力に感謝の意を述べたそうです。

6日は台北で簡單生活に参加していたようですが、新しいアルバムのレコーディングも進んでいるようで映画だけじゃなくて音楽の方ももっと評価されたらいいな~と思います。
トーテム(圖騰)での活動もソロ活動も、そして役者としても(!?)頑張っていただきたい!
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (232) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク

《私は日本のために戦った》《霧社の高砂義勇兵》上映

ドキュメンタリーフィルム上映のお知らせをいただいたのでご紹介。
(教えて下さった方が、ソースについては特に明記しなくてもいいという方針なので書きません。代表者のメアドのみ削除しています)

2006日本大学人文科学研究所共同研究「近代東アジアにおける文学・演劇・映画の交差をめぐって」「ドキュメンタリーフィルム上映と監督講演」のご案内

 今年度共同研究の一環として,以下の日程で台湾の歴史や社会を扱ったドキュメンタリーフィルムを上映し,監督を招いて講演と討論会を行います。多くの方に見てもらいたい作品であると同時に,監督の生の声が聞ける貴重な機会なので,興味ある方
はぜひご参加ください。
 『緑的海平線Shonenko』は第二次世界大戦期,軍用飛行機生産のために日本へ送られた8000人の少年工のことを扱った作品で,昨年台湾国際ドキュメンタリーフェスティバルに出品されましたが,日本ではまだ未公開です。柳本通彦氏は現在アジアプレス台北代表で,台湾先住民の戦争動員や従軍慰安婦問題について多くの著作や作品を発表しています。
                    2007年2月16日
              研究代表者 山口 守 (日本大学文理学部)
             

日時:3月11日(日)13:00-17:15
会場:日本大学文理学部図書館3Fオーバルホール
13:00-14:15 『緑的海平線』上映(日本語字幕付)
14:15-14:45 郭亮吟監督講演(日本語通訳付)
14:45-15:15 会場討論(日本語通訳付)
「休憩」
15:30-16-15 「私は日本のために戦った――台湾寿村の老人たち」及び「霧社の高砂義勇兵」上映
16:15-16:45 柳本通彦監督講演
16:45-17:15 会場討論

日本大学文理学部へのアクセス
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (250) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク

サミンガ 11月に結婚

わわわっ!めでたい話題に乗り遅れたよ_| ̄|○

粉紅珠さんの台湾ポップス・芸能が好きな人集まれ!に「祝 紀曉君結婚」というエントリーが!

ソースはこちら。
紀曉君 砸下800萬新莊買新房 06/07/20 民生報

サミンガ(Samingad/紀曉君)はプロ野球選手の郭岱詠さんと今年の11月25日に結婚するそうです。
二人はすでに新莊に新居を購入し、それを支払うために頑張って働くとか(笑)。
サミンガは国内外の公演に忙しく「今は子供を作れない。ローンが軽くなったらまた話しましょう。それに5年以内には子供を産めなくなるし」(高齢出産になっちゃうってことね)と語りました。
すでに5年もアルバムを出してないサミンガ。結婚に便乗してレコード会社の角頭音樂も11月の挙式前にアルバムを発売することを決定。そこには先日紅樓で行われたミニコンサートの音源も含む全10曲を収録予定。

ということで、めいほうぐるーぷのCMに使われてる「微笑回帰」も入るのかな?(過去記事:サミンガ 日本のCMに出演
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (295) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク

高山族ねぇ

ときどき「名前ってなんだろう?」と考えることがあるんですが、こんな記事。(多分リンク先はすぐ消えます)

台湾で活躍する孝行娘 ビビアン・スー  ゲンダイネット(excite)
(前略)
 台湾・台中県出身。本名スー・ローセン。身長161センチ、B85・W57・H85。少数民族(高山族)の母と漢民族の父の間に生まれた。姉と弟がいる。小さい頃は貧乏で、テレサ・テンそっくりの声を持つ歌自慢の母が歌謡コンテストに出まくって優勝した。自宅の家電品を賞品で揃えたのが自慢だったという。
(後略)

ビビアン・スー(徐若[王宣])が台湾原住民タイヤル(泰雅族)の血をひいているってのは結構有名で、自書『ビビアン・スーの我愛Taiwan』でもそのことを書いている。
お父さんは漢族、お母さんはタイヤルで彼女の母方のお祖母さんは國語(中国語)ができない。その為、ビビアンが日本語を学んでからお祖母さんと日本語でできるようになったのだとか。

それにしても……「高山族」って……。中華人民共和国風の呼び方だよな~(苦笑)。
日本人の語彙だと「高砂族(たかさごぞく)」じゃない?
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (274) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク

24日より《出草之歌~ある台湾原住民の吶喊 背山一戦》

靖国神社における台湾原住民の合祀取り下げ問題についてのドキュメンタリー、《出草之歌~ある台湾原住民の吶喊 背山一戦》が、6月24日から7月7日までシネマアートン下北沢にてレイトショー公開されます。

私は見に行くつもりですがここで紹介することには迷いがありました。
なぜなら私は高金素梅が嫌いだから。

嫌いな人や事柄については書きたくないし、書かないように心がけていました。書くとどうしても批判や嫌悪・憎悪の気持ちが現れてしまうから。
このドキュメンタリーに触れることは主役である高金素梅に触れることになります。

彼女の経歴についてはウィキペディアをご覧いただくのがいいと思います。
 高金素梅 - Wikipedia(日本語)
 高金素梅 - Wikipedia (繁体中文)

「あんた台湾原住民マニアなんだから当然合祀取り下げに賛成なんでしょう?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこれについて素直に同意できない。
なぜなら高金素梅のアイデンティティは外省人であって、結局は政治パフォーマンスに“原住民”を利用しているだけだと感じているからです。

私には「原住民を利用する悪い平地人」としか思えない。
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (1597) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク

サミンガ 日本のCMに出演

5月9日付けのほほん日記さんより気になる記事。
UDNにサミンガ(Samingad/紀曉君)が日本のCMに出演してるという報道が出ているとのこと。

紀曉君美聲 全日本播送 2006/05/09  聯合晚報

のほほん日記さんで紹介されているめいほうぐるーぷサイトではそのCMも見られるので、興味がある方はぜひご覧下さい。
日月潭の夜明けとサミンガの声、神々しいまでの美しさです。
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (666) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク

プユマとピュマとピヌユマヤン

卑南族(ベイナンズー)は台東に住んでいる原住民(“先住民”という言葉は“いなくなった民”という意味になるので彼らはこの呼び方を望まない)の北京語での名称である。

日本では一般的にプユマ族と表記されている。
ちょっと前まではピュマ族という表記だった。

しかし私は去年新しい名前を知った。
それがピヌユマヤンだ。

私が台東の父と慕っている原住民のおじさん(乾爸爸/私のお父さん参照)いわく、
「プユマというのは南王村のこと。ピヌユマヤンはもっと広い卑南族全体のことを言うんだ」
とのこと。

そのときは「へー」と思っただけだったが、台北に戻って誠品書店で原住民関係の本を買いあさったときに見つけた祖靈昂首出列──台灣原住民族群像にも「2002年頃からはピヌユマヤン(Pinuyumayan)あるいはプヌユマヤン(Punuyumayan)という名称で呼ばれるようになっている」という記載があった。
が、私は乾爸爸の言うとおりにピヌユマヤンという名称を使うことにした。
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (320) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク

ジョシュア・リン(林炳存) 「Aboriginal Trends in Fashion」

東京・小川町のオリンパスギャラリーで開かれているジョシュア・リン(林炳存/Joshua Lin)さんの写真展に行って来ました。
20畳ぐらい?の会場は思ったよりも狭くて簡単な写真展でしたが、作品はとても興味深かったです。

1月に台湾の芸能新聞を見て知ったのですが、アーメイがモデルで原住民がモチーフと言うことでとても楽しみにしてました。
 蕭薔、志玲 影像同登日本 06/01/27 聯合報

写真はすべてモノクロ。モデルはウー・バイ(伍佰)、チャン・チェン(張震)、アーメイ(張惠妹)、チャン・チェンユエ(張震嶽)、F4のケン・チュウ(朱孝天)、メイヴィス・ファン(范曉萓)、ビビアン・スー(徐若[王宣])、モデルのステファニー・シャオ(蕭薔)、リン・チーリン(林志玲)などで、原住民の伝統衣装を現代的にアレンジした服を着ていました。
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (192) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク

私のお父さん

台湾には私のお父さんが住んでいる。
いわゆる乾爸爸(血の繋がってない父/父代わり)ってやつ。

私の乾爸は台東に住む原住民ピヌユマヤン(卑南族)で、日本語ぺらぺら。
初めて会ったとき、向こうは私を台北から来た台湾人だと思ったらしいが、日本人だと知って態度が急変した。
「もっと早く言ってくれれば!」って…いや、べつにそんなの宣伝する必要ないし…ってか初対面ですし。

乾爸には日本の名前がある。
乾爸の日本語はとても綺麗で、60年前の日本語はこんなに美しかったのかと驚かされる。
異国の方がこうやって綺麗な日本語を使えるのに、私が使えないのは恥ずかしい。きちんとした日本語を話さなければと、かえってこっちの背筋がピンとしてくる。

山奥なのに日本語を喋れる人がたくさんいる。
占領中日本が蛮地(原住民居住区)の教育にも力を入れていた証だろう。
みんな私が日本人というだけで本当に親切にしてくれる。口々に「懐かしいねー」「よく来たね~」と言ってくれる。………初対面だけど
おじいさんもおばあさんも、記憶をたぐりながら日本語を話そうとする。「あー、もう日本語忘れたよ」と言いながら、話しているうちにいろいろ思い出すようで、どんどん饒舌になり、歌も飛び出す。

私は海外でも大体親切にされて、その国を好きになって帰ってくることが多いが、“日本人だから”という理由であそこまで親切にされるとは思ってもいなかった。
お喋りをするのが好きな私にとって、日本語で話してそのまま意味が通じるのは嬉しいし、とっても楽だ。しかも日本語で話すと喜んでくれるし、向こうも日本語を話したがる。
あそこに行って「日本人でよかった」と思ったけれど、おじいさんやおばあさんが日本語を話せるのは50年間もの間日本が台湾を支配していたからなんだ、と思うとなんとも複雑な気持ちになる。
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (1033) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク

原住民と先住民

すでに張惠妹ファンサイトA*mei-projectの中で原住民基礎講座というコーナーを作りそこでまとめてあることの焼き直しになりますが、なぜ私が先住民でも少数民族でもなく、原住民という言葉をしつこく使うのかについて書いておきたいと思います。

日本では“先に住んでいた民族”ということで“先住民”という言葉を使う方が敬意を払っているように感じられ、“原住民”というと“原始的な民族”という若干“文化的に遅れている”という意味合いを感じるのではないかと思います。

しかし中国語の場合、“先”(xian1)には「すでにいなくなった」「亡くなった」という意味が含まれるため呼ばれる方としてはあまり嬉しくない表現です。
だってまだ彼らは生きてるし、彼らの文化も衰退しているけど滅びてないし。

一方の“原”(yuan2)は「もともとの」「元来の」という意味があります。
日本語の感覚では違和感があるかもしれないけれど“元々台湾に住んでいた人々”である彼らに相応しい名称と言えるでしょう。
続きを読む>>
雑感 > 台湾原住民 : comments (1000) : trackbacks (0) : 編輯 このエントリーを含むはてなブックマーク
1 2 >>
latest entries
recent comments
Twitter
recommend
二重の生命

二重の生命

recommend
VCからの贈物

VCからの贈物

recommend
Ok Go

Ok Go

resent trackbacks
categories
archives
my site
  • A*mei-project
  • チュウカラブ
  • 反盗計画
AD
  • バナー
others