海賊盤 再考
2006.01.17 Tuesday 07:04
またまた海賊盤について考える機会があった。
中国語圏の海賊盤について意識の低い人が、“知らずに”買ってしまうのは仕方ないことだと私は思っている。
海賊盤業者に“騙された”のだから、買った人も被害者だと言える。
だって日本ではフツーに海賊盤CDやDVDなんて売ってない。そういうのは路上のいかにも怪しい露店ぐらいでしかお目にかかれないでしょう?
でも中国ではCDショップに正規盤と海賊盤がいっしょくたに売られている。
もちろん海賊盤だけの店もあるけれど、あっけらかんと売っているから「さすが中国、物価が安い」と思って“知らずに”買う人もいるだろう。
なんてったって流通の90%が海賊盤と言われているくらいなんだから、目にするソフトのほとんどが海賊盤だと思った方がいいだろう。
では知っていて買う人はどうなんだろう?
中国語圏では音楽CD・VCD・DVDあるいは映画VCD・DVDの海賊盤被害が甚大で、ミュージシャンも映画関係者も本当に困っていると思う。
アイドルでもミュージシャンでも俳優でも、誰か明星(スター)を好きになって彼(彼女)たちの発言を追いかけていけば、きっとどこかで海賊盤(中国語で“盗版/ダオバン”)の話題を口にしているだろう。
安い海賊盤が横行してて、自分の好きなスターがそれに苦慮してる。
経済面だけではなく、精神的にも被害を受けている。
なんで精神かって?
だって、自分が作った可愛い作品を泥棒され、勝手に売り飛ばされて別の人が儲けてるんだよ。
ミュージシャンにとってはアルバムの曲順だって立派に彼らの作品として意味があることだと思うけど、昔のレコード会社の作品もぐちゃぐちゃに入れられジャケットも変えられ、歌詞カードだってめちゃくちゃだったりする。
映画はさすがに勝手に編集ってことはないだろうけど、たとえば映像のクオリティや色味、ジャケットイメージなんかは海賊盤業者に勝手にいじくり回される。
そんなのは本当に辛いことだと思う。
自分が好きな人に辛い思いをさせている海賊盤を買う理由はなんですか?
海賊盤を作って販売することは犯罪です。
あなたが海賊盤を買えば、犯罪者にお金が渡る。
犯罪者は儲けたお金でまた海賊盤を作る。
あなたは犯罪者を経済的にサポートしてるんですよ。
中国語圏の海賊盤について意識の低い人が、“知らずに”買ってしまうのは仕方ないことだと私は思っている。
海賊盤業者に“騙された”のだから、買った人も被害者だと言える。
だって日本ではフツーに海賊盤CDやDVDなんて売ってない。そういうのは路上のいかにも怪しい露店ぐらいでしかお目にかかれないでしょう?
でも中国ではCDショップに正規盤と海賊盤がいっしょくたに売られている。
もちろん海賊盤だけの店もあるけれど、あっけらかんと売っているから「さすが中国、物価が安い」と思って“知らずに”買う人もいるだろう。
なんてったって流通の90%が海賊盤と言われているくらいなんだから、目にするソフトのほとんどが海賊盤だと思った方がいいだろう。
では知っていて買う人はどうなんだろう?
中国語圏では音楽CD・VCD・DVDあるいは映画VCD・DVDの海賊盤被害が甚大で、ミュージシャンも映画関係者も本当に困っていると思う。
アイドルでもミュージシャンでも俳優でも、誰か明星(スター)を好きになって彼(彼女)たちの発言を追いかけていけば、きっとどこかで海賊盤(中国語で“盗版/ダオバン”)の話題を口にしているだろう。
安い海賊盤が横行してて、自分の好きなスターがそれに苦慮してる。
経済面だけではなく、精神的にも被害を受けている。
なんで精神かって?
だって、自分が作った可愛い作品を泥棒され、勝手に売り飛ばされて別の人が儲けてるんだよ。
ミュージシャンにとってはアルバムの曲順だって立派に彼らの作品として意味があることだと思うけど、昔のレコード会社の作品もぐちゃぐちゃに入れられジャケットも変えられ、歌詞カードだってめちゃくちゃだったりする。
映画はさすがに勝手に編集ってことはないだろうけど、たとえば映像のクオリティや色味、ジャケットイメージなんかは海賊盤業者に勝手にいじくり回される。
そんなのは本当に辛いことだと思う。
自分が好きな人に辛い思いをさせている海賊盤を買う理由はなんですか?
海賊盤を作って販売することは犯罪です。
あなたが海賊盤を買えば、犯罪者にお金が渡る。
犯罪者は儲けたお金でまた海賊盤を作る。
あなたは犯罪者を経済的にサポートしてるんですよ。