まだ観ていなくて「どうしようかな〜〜」と思っている方に解説します。
ウォン・カーワイ(王家衛)監督の作品が好きな方は当然見に行くと思いますが、それ以外の方は覚悟が必要です。
とりあえず、CMと
公式サイトに書いてある煽り文句は信用してはいけません。
公式サイトには「超一級のエンターテイメント超大作」とか「映画史に残る革命」と書かれてますけど、
大嘘です。
この映画は“近未来ラブストーリー”ではなく
“60年代香港で愛にさまようチョビヒゲおじさんの救いのない話”だと思って見に行けば
ナンジャコリャ度が30%程度軽減(当社比)されると思われます。
ちなみにチョビヒゲおじさんことトニー・レオン(梁朝偉)さんは、カンヌ映画祭に於いてアジア人で初めて主演男優賞を受賞した人なので、そこのところは覚えておいた方がいいでしょう。
木村さんのファンはあまり期待しすぎるとつらい思いをすると思います。
日本のメディアには彼ばかりが露出してますけど、彼はあくまでも助演。日本版では2番目にクレジットが出ますが、アジア版では4番目です。
本編よりも《ハウルの動く城》の予告編に注目した方がいいと思います(爆)。